メルセデス・ベンツの利益率向上のためにW140と呼ばれる一世代前から
コストダウンが始まり、大幅コストダウンを行った最初の車種である。
(W124の後期モデルでコストダウンは計られているが、
本当に量産車としては良く造り込まれている車)
※コメントの指摘より一部修正致しました
しかし、先代(W124)から代替した人は、直後乗り味や質感の違いに不満を漏らしていた人も多いと言われている。
ボディは大幅に変更になり、斬新なデザインであった。
販売期間中、数回の品質改良がされており、生産年によってクルマの中身が大きく違う。
1995年から2002年までこの型が活躍していた。
W210型の特徴
・大胆な楕円形の4灯式ヘッドライト
・世界で初めてサイド・エアバッグをドアに内蔵
・ASRやESPも設定され安全性が向上
・生産年によってクルマの中身が異なる
W210型の中古市場の価格帯(2008年現在)
96年以前のものは、廃棄処分が始まっており、流通量が減少している。
97年以降のものは、多少ね落ちが進んでおり、100万円前後から探す事もできる。
E240 90〜210万円
E320 AVANTGARDE 100〜240万円
E430 AVANTGARDE 130万円〜260万円
年代によっての分け方
【W210型 1995年】
ラインナップ:E230(直4)/E320(直6)/E320 AVANTGARDE
フロントサスペンション:Wダブルウィッシュボーン
ステアリング:ラック&ピニオン式
【W210型 1996年】
ラインナップ追加:E400 AVANTGARDE(V8)/E230ステーションワゴン
【W210型 1997年】
ラインナップ追加:E400→E430
エンジン: V型6気筒(直列6気筒のものがなくなる)
追加ラインナップ:フルタイム4WDの4マチック
【W210型 1999年】
ラインナップ変更:E230(表記は変わらず2.4Lから2.6Lに拡大)
デザイン変更:フロントスポイラー・テールランプ
追加オプション:ナビゲーションシステム
【W210型 2001年】
ラインナップ追加:スポーツライン仕様(E320/E430)
限定車:E240 AVANTGARDEリミテッド
余談:W210シリーズ生産終了
生産期間は7年とメルセデスではそこそこの長さである、
W210の前期型の6気筒エンジンは、V6ではなく直列6気筒なので、そこ部分を注意して見極めて頂けきたい。