2008年05月01日

メルセデス・ベンツのR107型(R107系)

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メルセデス・ベンツのR107型は、3代目のSLクラスである。
リアシートを有するクローズド・クーペのSLCである。SLCの型式はC107というが、ここではR107同様とする。
機械的な条件いいSLCでは、良好なパフォーマンスが混在し、優れたハンドリング、快適さと安全のため、メーカーを実現することは容易である。
シャーシのコンポーネントはW114モデルと同様であり、エンジンに関してはSクラスと同等になる。
2人乗りのコンバーチブルで標準ソフトトップで、ロング・ノーズ、ショート・デッキの古典的なスポーツ・カーのセオリーに忠実である。
1971年から1989年までこの型が活躍していた。


R107型の特徴

・ウェッジ・シェイプの研ぎ澄まされたボディ
・メッキ・パーツ多く使われているエクステリア
・ネオ・クラシックを象徴する一台
・好き嫌いがはっきりしそうな超個性派なレトロカー


R107型の中古市場の価格帯(2008年現在)

当時の価格が安価なものが安いとは限らず、
280SLは非常に人気な為に価格が常に高騰している。

当時、あまり人気のなかったSLCは市場になかなか出回らないようだが
安価なので狙い目だ。

560SL:70万円〜400万円
380SL:150万円〜300万円
280SL:120万円〜450万円


年代によっての分け方

【R107型 1971年-1973年】
ラインナップ:350SL/350SLC
エンジン: V型8気筒DOHC
最大排気量:3500CC
最高出力:200ps
ミッッション:3速AT

【R107型 1973年】
ラインナップ追加:450SL/450SLC
エンジン: V型8気筒SOHC
最大排気量:4500CC
ミッッション:3速AT
余談:R107の中で一番売れaたのが450SL

【R107型 1974年-1977年】
ラインナップ追加:280SL/280SLC/450SLC
トップ部分:オールアルミ・ブロック

【R107型 1980年】
ラインナップ追加:280SL/280SLC/450SLC
ミッション: 4速AT

【R107型 1980年-1984年】
ラインナップ追加:380SL/380SLC/500SL/500SLC
最大排気量:5000CC
余談:SLC生産終了(1981年)

【R107型 1985-1989年】
ラインナップ追加:420SL/560SL
余談:R107シリーズ生産終了

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1989年、18年というメルセデスの中では最長といえる生産期間。
エレガントな2代目のW113に代わって登場したR107のデザインは、当初、賛否両論が交錯し、前作の典雅なスタイルを欠いたことで、辛らつな意見もあったようだ。
W107と表記してしまう方も居るようなので、検索の際はR107とW107の両方で探して頂けきたい。
posted by クルマ at 18:29 | TrackBack(0) | メルセデス・ベンツの型式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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