2008年04月30日

メルセデス・ベンツのR129型(R129系)

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メルセデス・ベンツのR129型は、4代目のSLクラスである。
ホロに初の電動ソフトトップを採用する。非常に洗練されたメルセデスのオープンカー。
Sクラスのシャーシを使っているため、安全性はSクラスと同等である。世界最高のステータス性を持った2ドアスポーツモデル。
オープンゆえの美しいフォルムを保つために、オートマチック・ロールバーで万一の際の安全性をできる限り高める。
1989年から2001年までこの型が活躍していた。


R129型の特徴

・画期的なオートマチック・ロールバーを開発
・TCSや本革シートが標準装備
・サイドウインドー連動型の電動ソフトトップ

流麗でスポーティなスタイリングと圧倒的な動力性能を持つ2ドアモデルのみに
与えられるメルセデス・ベンツ伝統オープンカー。
オープンボディにはサイドウインドー連動型の電動ソフトトップを備える。

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R129型の中古市場の価格帯(2008年現在)

ここ10年、安定した人気を持続していたが、最近は値段も下がってきた。
EクラスやCクラスより流通量が少ないので気をつけてほしい。

SL500:200万円〜400万円(当時価格 1,355万円)
SL320:200万円〜320万円(当時価格 840万円)


>年代によっての分け方

【R129型 1989年-1992年】
ラインナップ:500SLのみ
エンジン: V型8気筒DOHC
ハンドル:右ハンドル仕様追加(1991年)

【R129型 1992年-1994年】
ラインナップ:500SL(V6)/600SL(V12)
ハンドル:右ハンドル仕様追加(1991年)
エンジン: DOHC
ミッション:機械式4速オートマチック

【R129型 1994年-1998年】
ラインナップ:SL320(直6)/SL500/SL600/
エンジン: DOHC
モデル名変更:SL○○○という表記
ミッション:機械式5速オートマチック
余談:AMGのSL73は協力な自然吸気エンジン

【R129型 1998年-2001年】
ラインナップ:SL320(V6)/SL500(V8)/SL600(V12)
エンジン: SOHC
ミッション:機械式5速オートマチック

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2001年、12年という長期にわたる生産を終了。
SLクラスは、正規ディーラー車は2人乗りであり、4人乗りは並行輸入車(並行)になるので、注意して見極めてもらいたい。
posted by クルマ at 19:05 | TrackBack(0) | メルセデス・ベンツの型式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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