2008年04月25日

メルセデス・ベンツのW140型(W140系)

20080425_1.jpgメルセデス・ベンツのW140型は、「最善か、無か」と企業ポリシーで製造していた最後のSクラスである。
Sクラスは、メルセデス・ベンツの最高峰に位置づけられるラグジュアリィセダンとされている。
1991年から1998年までこの型が活躍していた。


W140型の特徴

・当時の先進のテクノロジーが投入
・CANデータバス
・加速の安定性の為にエンジンとミッションの連動
・エレクトロニック・スタビリティ・プログラム
・二重構造窓ガラス/オートドアクロージャー/パノラマワイパー

W140型はボディが巨大になりすぎた感はあるが、
潔く高級で、圧倒的な存在感がある。
パワーユニットは、当時、新開発の6リッターのV型12気筒エンジンを搭載している。

20080425_2.jpg


W140型の中古市場の価格帯(2008年現在)

古い車種ではあるが人気が高い車種な為、価格の下落は特になく、
横ばいな状態で、年式よりも程度が優先されている。

S320 70〜190万円(当時820万円)
S500L 80〜200万円(当時1180万円)


各年代の見分け方

【W140型 1992年式】
ラインナップ追加:300SE/500SE/500SEL(各モデルにRHD追加)
ミッション:機械式4速オートマチック
ガスケット:ベークライト
燃料タンク:容量100リッター
電子機能:リアガイドロッド

【W140型 1993年式】
ラインナップ追加:600SEC(クーペ)
(1994年からS600クーペと変更しているので正規輸入車のSECは少ない)
ミッション:機械式4速オートマチック
ガスケット:ベークライト
燃料タンク:容量100リッター

【W140型 1994年式】
ラインナップ変更:
300SE→S320、400SEL→S400L、500SE/SEL→S500/S500L、600SEL→S600L
(Sクラスという呼称の原型がここで定まってくる)
ラインナップ追加:S280/S600(LHDのみ)
ガラス:ライディングルーフ標準装備
内装:ウッドパネルがゼブラからウォールナット(S320のみ)
ミッション:機械式4速オートマチック
ガスケット:ベークライト
ホイール:新造形の8穴タイプ
燃料タンク:容量100リッター

【W140型 1995年式】
ラインナップ:S320/S500/S500L/S600L(セダン)
グリル:通称「S600グリル」というS600Lは専用の目の細かいフロントグリル
ボディ:サッコプレートもしくはサッコパネルとも呼ばれる(樹脂のカバー)
フロントウインカーレンズ:アンバーからホワイト
アルミホイール:半光沢タイプ
ライディングルーフ:ガラス製(S320のみオプション)
シート:本革製スポーツタイプ
ミッション:機械式4速オートマチック
ガスケット:ベークライト
ホイール:新造形の8穴タイプ
燃料タンク:容量100リッター

【W140型 1996年式】
燃料タンク:容量90L
ランプ:ハイマウントストップランプ標準装備
フロントガラス:グリーンからグレー
ミッション:5AT搭載(S500以上)
ホイール:新造形の8穴タイプ
燃料タンク:容量100リッター

【W140型 1997年式】
ラインナップ変更:600SEC→CL500/CL600(CLクラスに移行)
ヘッドライト:ディスチャージ式
リアウインカー:ホワイト
ホイール:新造形の6穴タイプ
電子機能:パークトロニック
エアバック:サイド追加装備
点火方式:ダイレクトイグニッション式
ガスケット:ポリアセタール
ミッション:電子制御5速オートマチック
燃費:約15%改善
燃料タンク:容量190リッター

【W140型 1998年式】
ラインナップ:S320/S500/S500L(各最終系リミテッドモデル)
リミテッドモデルオプション:ブラックバーズアイ(600系セダン)
注意事項:W140型はメルセデスの中では短い7年というスパンで販売終了


市場に多く出回っているW140型は、1995年式のものが多い。
W140型は年式で名称変更が激しいので、注意して見極めてもらいたい。
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posted by クルマ at 12:57 | TrackBack(0) | メルセデス・ベンツの型式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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