まず、メルセデス・ベンツ・ミュージアムの前に
ダイムラー・ベンツ・ミュージアムの話をしよう。
ダイムラー・ベンツ・ミュージアムは、1961年に開館した。
シュトゥットガルトのウンタートュルクハイム・エンジン工場敷地内にあった。
しかし、メルセデス・ベンツ・ミュージアムが開館によって2006年3月に閉館となる。
メルセデス・ベンツ・ミュージアムは、シュトゥットガルトにある。
2006年のドイツで行われたワールドカップ。
メルセデス・ベンツ・ミュージアムは、その年、2006年5月20日に開館された。
博物館の隣には130台のクルマが展示可能な
本社ショールーム「メルセデス・ベンツ・センター」が設けられている。
未だに週末は長蛇の列ができているという。
メルセデス・ベンツ・ミュージアムの建物の外観は、二重螺旋(ダブルへリックス)をイメージ。
上から見ると三角形の角が丸くなっている。
まるでロータリーエンジンの燃焼室のようなオニギリ型である。
規模としては、日本のトヨタ博物館とほぼ同じ大きさになる。
世界最古と言われる自動車から、F1レースカー、最新のエコ・カーまで、
120年におよぶベンツの歴代の名車が合わせて175台が展示されている。
(乗用車95台、商用車40台、レーシングカー40台)
ベンツの歴史から自動車の歴史を紹介しており、自動車の博物館としては世界最大だそうだ。
メルセデス・ベンツ・ミュージアムの入場料は、大人が8ユーロ(約1,200円)。
入場時に、展示物毎に日本語の解説の音声ガイドの機械を無料で貸し出してもらえる。
出口で機械を返却すると、機械に付いているメルセデス・ベンツの名前入りのストラップが貰える。
1960年代以降、メルセデス・ベンツのクルマは、多くの技術面で最前線といわれた。
メルセデス・ベンツ・ミュージアムは“世界初”のものが多く、自動車マニアの期待を裏切らない。
まさに自動車博物館のお手本といえると言われている。
メルセデス・ベンツ・ミュージアム